独り立ち後のシャンシャン、落ち着いてきた?2019年の年明けを迎えたシャンシャン、今の様子は?終日小庭での展示という新たな試練も!

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小庭で寝食いするシャンシャン

上野動物園のジャイアントパンダ、シャンシャンにとって2度目の年越しとなる2019年が明けました!

2018年は、6月に1歳の誕生日を迎え、12月にシンシンママからの独り立ちという大きな試練を乗り越えたシャンシャン。2018年は、シャンシャンにとっても怒涛の1年でした。

独り立ちからしばらくは落ち着かない様子を見せることもあり、観客を心配させましたが、ライブカメラなどで見る限り、年末あたりから少し落ち着いて来たようで、2019年を無事に迎えることができました。

今回は、年末から年始にかけてのシャンシャンの様子について、書いてみようと思います。

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年末年始のシャンシャン、独り立ちからしばらくして落ち着いてきた?

2018年12月10日から、シンシンママと終日離れて暮らすことになったシャンシャン。気丈にも頑張っていましたが、12月18日には落ち着かなくなり初の展示中止となるなど、まだまだ安定しない様子が続いていました。

生まれた時からずっとシンシンと一緒にいたシャンシャン、独り立ちはシャンシャンにとってとても大きな出来事だったと思います。

シンシンから離れて1週間ほどは、まだまだ安定しない様子で、ママを思い出してしまうのか、部屋の扉を開けてほしいと懇願するような仕草をしたり、扉の床をかきむしったり、ライブカメラで見ていても痛々しい様子が見られました。

独り立ちから約1週間後の12月18日、動物園はシャンシャンの終日小庭での展示を開始しました。

しかし、シャンシャンがこの環境に落ち着きを失ってしまったため、この日は展示中止となり、翌日からシャンシャンは、午前中の間はいつもの櫓のある運動場に戻ることになりました。

小さい時から慣れている運動場にいることで、シャンシャンは落ち着きを少しずつ取り戻し、お気に入りの櫓の上で寝て過ごしていることが多くなりました。

まだまだ安定していないけど、お気に入りの櫓の上にいるときは落ち着いて笹や竹を食べて過ごしたり、休んだりしている日が続き、年末を迎えました。

独り立ちからしばらくの間、シャンシャンは元気に遊ぶこともなくなり、寝て食べるだけの日が続いていたように思います。

それが、クリスマスの時期くらいから、以前のように櫓で遊んだりする姿が少し見られるようになりました。

午後に戻る小庭は、暗くて狭い小庭ですが、それでも小さな木に登って、シャンシャンならではのアクロバティックに遊ぶ様子を久しぶりに見せてくれることも増えました。

シャンシャンが小さな木に登ってゆらゆらしたりして思い切り遊ぶので、この小さな木は、枝が次々に折れてしまい、残りの枝が少なくなってしまったほどでした😀

これほど元気で活発なシャンシャンの姿は、独り立ちステップが終わって以来、久しぶりのように感じられました。

シャンシャンが少しでも元気になってくれたような兆しが年末に見えたことで、多くの人が安心した模様です。そしてそのまま、シャンシャンの2018年は終わり、年明けを迎えました。

年明けからは再度、終日小庭での展示という試練が・・

さて、年明けのシャンシャン、1月2日のシャンシャンは、何と朝から小庭での展示でした。

終日小庭での展示は、12月にシャンシャンの様子がおかしくなったことで一時中断されましたが、再度復活したようです。

狭くて暗いお部屋と小庭に一日中いるシャンシャンは、やはり痛々しいです😢こんな狭い所に一日中閉じ込められたら、シャンシャンの心と成長に影響してしまうのではないかと思うほどです。

しかも、お部屋と小庭は観客との距離も近く、絶えずたくさんの人が通り過ぎていて、フラッシュを浴びてしまうことも少なくありません。

なお、観覧中のフラッシュ対策は、散々アナウンスされているものの、徹底されていないようです。もっと徹底して対策した方が良いと思うのですが、なかなかそこまでできないようです。これがパンダ達の目の健康に悪影響を与える一因となるのは確かでしょう。

ただでさえストレスのたまる環境なのに、シャンシャンは健気に頑張っています。

しかし、小庭展示になるといつもそうなのですが、やはりシャンシャンはこの小庭が落ち着かないようで、いつもお部屋と小庭を行ったり来たりウロウロします。

そのウロウロするのも、散策しているのではなく、明らかに落ち着かないから歩き回っている感じなのです。

シャンシャンも、この小庭の環境が好きではないのだと思います。それも当然、人間でもここに閉じ込められたら鬱になりそうな環境です😭

せめて遊具でも、という意見がよく聞かれており、実際に年明けには、小庭にアスレチックな簡単な木組みができていました。

少しでもシャンシャンが楽しく過ごせるようにとの飼育員さん達の工夫なのでしょう。でも、それでもシャンシャンには完全に楽しめる環境とまではいかないようです。

どうしても狭い庭なので、遊具を作るにしても限界がありそうです。子パンダは高い所にいることで敵から身を守るという本能的行動をとりますが、今のシャンシャンの環境には、高い所がありません。

せっかく作ってもらった小庭のアスレチックですが、高さはあまりなく、枝の上で寝るのも不安定すぎます。シャンシャンには落ち着ける場所がないのです。

いつもの通い慣れた運動場の櫓、シャンシャンはとても気に入っていましたが、シャンシャンが櫓に戻ることはもうできないのでしょうか。

この櫓だって、まだ3ヶ月ほどしか使っていないのに・・。もうシャンシャンは登ることはできないのでしょうか😩

それに、独り立ちステップの開始に伴い、環境を変えるためなのか、お部屋も変えられ、喜んで使っていた誕生日プレゼントのハンモックや、小さい頃から大のお気に入りだった充電棒の木も、なくなってしまいました。

シャンシャンの好きなもの、お気に入りだったものが次々と無くされてしまう今の状況は、シャンシャンにとって酷すぎるように思えてしまいます。

独り立ちしてからのシャンシャンは、ミルクの時間しか楽しみがないようにさえ見えます。シャンシャンは幸いにも健康の問題はないようで、食欲も旺盛のようです。

年末年始を挟んで、年明けに見ると、さらに大きくなったかな?と思うくらい、食欲は大丈夫なようです。

食べて寝るのがパンダの基本的生活ということで、シャンシャンの行動も大人パンダに近づいているのだと動物園は言うのですが、見ている側はどうも釈然としないものがあります。

シャンシャンは大人に近づいているといっても、まだミルクが大好きな子パンダで、ミルク皿を奪って遊び道具にしてしまうほどです。大人パンダのように竹を割って食べることもまだできません。

独り立ちしてまだ1ヶ月足らず、シャンシャンは、まだシンシンのことを覚えているのだろうと思います。シンシンの方は、もしかしたら関心はなくなっているかもしれませんが・・😓 動物の世界は、とても厳しいものですね。

動物園の飼育環境の問題はすぐには解決できないものの、もう少し改善できない??

上野動物園販売のクリアファイル

シャンシャンが終日、暗い小庭とお部屋に閉じ込められているのを見ているのは、なかなか辛いものがあります・・。

せっかく独り立ちを乗り越えつつあるように見えるシャンシャンなのに・・。

上野動物園の一番のアイドルが、こんな環境で展示されているという所に、東京の中心にある動物園ならではの事情が見えてしまいます。

動物園をはじめ、多くの人がシャンシャンで金儲けをしているというのに😩、当のシャンシャンはこんな劣悪な環境で過ごしています。動物と人間の矛盾というか、人間の勝手さとか、根本的な問題さえも感じてしまいます。

動物園も、シャンシャン関連グッズの物販で、かなり稼いでいると思われます。12月に動物園で発売されたシャンシャンとシンシンのクリアファイル、親子の写真がどれも素晴らしいので、筆者も買いました。

でも、シャンシャンが劣悪な環境になった時点でシャンシャンの幸せな頃の親子ショット満載のグッズを販売するというのは皮肉とも言えます。

このクリアファイルの写真、親子のショットがどれも素晴らしいのですが、動物園、こんなにいい写真を持っていたんじゃないかい!(><)と思ってしまうほどです。

ここぞの時のために秘蔵していた??なんて。さすが、小さい時から間近で飼育していた動物園ならではのショットですね。

さて、シャンシャンがこんな劣悪な環境に置かれているのも、そもそもパンダ舎の設備が3頭分ないからというのは明らかなことです(お部屋は4つありますが、展示用の運動場がない)。

これはもちろん、シャンシャンが生まれた時からわかりきっていたことです。ですので、シャンシャンが独り立ちしたら、どうするのだろうと前から思っていました。

シャンシャンは2歳を目処に、中国に行くことが決まっています。なので、それまでの間、何とか既存の施設でやりくりするのだろうとは思っていました。

運動場がないならないで、これまでのように、シャンシャンとシンシンで運動場を時間で区切って使えば良いかと思うのですが、動物園にはそうできない事情があるようです。

シンシンとシャンシャンを完全に離すためなのだろうと思います。一つには、今年の繁殖を目指しているということもあるでしょう。シャンシャンがいつまでもシンシンと同じ運動場を使っていれば、匂いなどが残ってしまい、シンシンが発情期になりにくいということがあるのかもしれません。

シャンシャンには可哀想だけど、小庭にずっといてもらって、匂いも断絶する必要があるのだと思われます。

また、シャンシャンの方にも、これまでの環境を変えて、シンシンの匂いをシャットダウンすることで、独り立ちを完全にする目的があるのでしょう。

【追記:上野動物園のフリーペーパーの記載によると、完全な独り立ちに向けて自分のテリトリーを覚えさせる、との意図があるそうです。】

ちなみに和歌山のアドベンチャーワールドですと、独り立ちした子パンダは別の施設に移動して、匂いも完全に遮断できるようですが、上野動物園ではそのようなことはできません。

上野の場合、今年の繁殖を目指すということや施設の問題があり、シャンシャンがしわ寄せを食っている格好になっているのだと思います。

上野動物園は、ずっとパンダの繁殖を目標にして取り組んできましたし、ようやく待望のシャンシャンが生まれました。

でも、生まれるまでは一生懸命取り組むのに、生まれた後については、育つ環境を十分に整えてあげられないというのは、なんだか本末転倒のような気もします。この辺は、とても「日本的」な感じのする所ですが・・😓

繁殖させるなら、良い環境で大切に飼育してあげてほしいものだと、理想論だとしても思います。

ただし、施設の問題は、パンダだけでなく、動物園の他の動物達全般に言えることなので、大人気アイドルといえどもシャンシャンだけ「特別扱い」というわけにも行かない面はありそうです。動物園の目玉であるパンダ舎は、他の動物に比べれば、だいぶ恵まれているのですから。

動物園内を見て回ると、こんな狭い所に閉じ込められて可哀想、という動物もよく見かけます。本来、森の中を駆け回っているような動物の場合、狭い檻の中を狂ったみたいにぐるぐる走り回っているような様子も見かけます。

パンダ舎の近くの象さんエリアも、運動場はとても狭いですよね。大きな象さん3頭がいるには、狭いスペースです。でも、動物園の動物は、大抵こんな感じです。海外などには広い空間が確保できる動物園もあるのかもしれませんが・・。

こうなると、動物園にまつわる古典的な問題、つまり動物園は動物にとって良いことなのか、というような疑問も改めて湧いてきてしまいます。

動物園は、餌は与えられて安全だけど、狭い空間に閉じ込められて、動物が本来の姿でいることはできません。動物を人工的に飼育することの難しさも感じさせられます。それは、動物園では動物にかかわりなく常に突きつけられる問題だと思いますが。

パンダにしても、これだけ手厚く飼育しても、それでも野生動物を飼育するのは大変なことなのだと思います。

上野動物園では、シャンシャンがいずれ中国に行くことを見越して、生まれた時からなるべく人間に慣らさせないような方針で育てられているように見えます。

だから、観覧側からすると、飼育員さんが冷たく見えることもあるようで、もっとシャンシャンと遊んでやってほしい、という意見もよく見ます。

自分の考えとしては、人に懐かせない、という方針自体は良いのかなと思います。シャンシャンは中国に行ったら、どのような人生(パンダ生)になるのかまだ分かりません。

違う環境に行っても逞しく生きていけるように、なるべく人間に慣れさせないようにすることは良いことなのかもしれません。

ただし、今のシャンシャンの生活環境がよくないのは明らかで、中国に行くまでの辛抱といっても、可愛い盛りのシャンシャンが日本で幸せに暮らせないとしたら、とても残念としか言いようがありません。

シャンシャンはシンシンと過ごしてとても幸せな時代を過ごしたから、見ている人もとても幸せになりました。シャンシャンが幸せに過ごしてくれていないと、見ている人もとても楽しい気分になれません。

施設の問題である以上、なかなか解決するのは難しいですが、せめてシャンシャンが再びあの櫓で過ごせるようにしてもらいたいものですね!しばらくしたら、シャンシャンの櫓生活が再開することを希望しています。

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